11月18日(金)から11月20日(日)まで北海道札幌市、真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開催されたISUグランプリNHK杯国際フィギュアスケート競技大会において、卒業生の山本草太さんが銀メダルに輝きました。
ショートプログラムでは、自己ベストを更新し1位となり、フリースケーティングでは、4回転ジャンプを3本成功させ好調なスタートでした。
しかし、アクセルジャンプでミスがあり順位を落としましたが、11月上旬にフランスで開催されたISUグランプリフランス大会同様に銀メダルを獲得しました。
フランス大会・NHK杯の結果をもとに12月8日(木)からイタリアで開催されるISUグランプリファイナルへの出場が決定しました。このグランプリファイナルは、グランプリシリーズ参加選手上位6人で競われる、世界のトップ選手だけが出場できる大会です。
山本さんは、高校1年生のジュニアグランプリファイナルで3位、リレハンメルユースオリンピック優勝とジュニア時代には世界のトップ選手でした。
しかし、世界ジュニア選手権大会に出発する朝、練習で右足首を骨折、ジュニアの世界一を目指すことができなくなり、そこから苦しく長い治療とリハビリ生活を余儀なくされました。
高校生活での苦しい時期を知っている関係者にとっては、「やっとここまで回復した、やっとここに戻ってくることができた」と、山本さんの苦労と努力を考えると目頭が熱くなります。
そして、世界のトップで活躍する山本さんの姿を再び見られる喜びと、どうか無事に滑りきってくれと祈る思いです。
愛知みずほ大学瑞穂高等学校スケート部OBの山本草太選手をこれからも応援してください。
写真は、山本選手と本郷裕子コーチから送ってもらったものです。