3月19日(金)に第3学期終業式が行われました。
校長式辞では、コロナ禍の1年を振り返ったうえで「ジレンマ」における発想の大切さについて語られました。
まずは、政府の経済振興策とコロナ感染予防対策とを巡る施策を引き合いに、利害が相反する案件に対する対処の難しさが指摘されました。続いて、ジレンマにおける選択と発想の重要性について語られました。
本校でも様々な活動が制限されました。それでも、先日行われた生徒会主催オンラインゲームなど、新しい行事が誕生しました。従来の行事が実施できないのであれば、新しい行事を創ればいい……前向きな姿勢がジレンマの中で最良の選択を見出させる。
従来とは異なる学校生活ではありましたが、生徒たちは前向きで新たな発想をもって1年間を送ってくれました。この1年間の体験は、新年度をさらに充実したものにすることでしょう。